茨木ロータリークラブ会長挨拶

会長挨拶

本年度活動方針

Rotary

2025–2026年度 
会長 射場 一之

■2025-26年度テーマ

“伝統”と“革新”の融合 ―― 過去に学び、未来に備え、そして今を生きる ――

■2025-26年度スローガン

今から、ここから、この一歩から。

会長のご挨拶

私たちには超えていかなければならないものがあります。
古き良きもの。それを伝統と呼び、好ましくないものを悪習と呼びます。
新しくて良いもの。それを革新と呼び、好ましくないものを突飛と言います。
伝統は大切に受け継ぎつつも悪習は勇気を持って断ち切らねばなりません。
社会は猛スピードで変化を進めており、AIなど最新のテクノロジーも社会にどんどん浸透してきています。
その一方でフェイクがあふれ、社会信用は混沌としてきています。
それに伴い、人々の価値観も、感性も、行動も大きく変わってきています。
そんななか、以前と同じ感覚で行動していては道に迷ってしまいます。
また、逆に、「新しいもの」を追いかけるあまり、「大切なもの」を見失って、目指すべき方向性を見失ってしまっても困ります。
こういう時代だからこそ、過去とは違う“意識”を持ち、そして単なる“新しさ”に振り回されず、“行動”をしていくことが求められるように思います。
未来は誰がつくるのでしょう。
きっとそれは、どこかで知らない誰かがつくっているものではありません。
向こうからやってくるのを待っているようなものでもありません。
未来とは、いまを生きる私たちひとりひとりの中にこそあるのだと思います。
誰かがつくる未来ではなく、みんなでつくる未来のほうが、ワクワクするはずです。
さぁ、一緒に。おもしろい方の未来へ行きましょう。
革新という伝統を継承し続けていく、卓越へのあくなき追及のストーリーが、いまはじまります。
今から、ここから、この一歩から。

会 長 射場 一之
2025–2026年度 会 長 射場 一之

2025-26年度国際ロータリー
マリオ・セザール・マルティンス・デ・カマルゴ

2025-26年度会長エレクト

Santo Andréロータリークラブ

ブラジル、サンパウロ

印刷業界のビジネス・コンサルタントであり、父親が設立した印刷会社Gráfica Bandeirantesの元取締役。 彼のリーダーシップのもと、同社はブラジルや南米のクライアントに印刷物を提供するサプライヤーに成長。
ブラジルのグラフィック技術協会やブラジル印刷産業協会(ABIGRAF)の会長など、数多くの専門家団体を率いた経験を有する。 また、全国産業連盟のサンパウロ州産業連盟(FIESP)代表理事、FIESP副会長、ラテンアメリカ印刷産業連盟副会長も歴任。 フロリダ印刷協会から「Printing Leader of the Americas」賞、NPES(印刷・出版・加工技術サプライヤー協会)から「Global Presidential Print Award」を受賞。
1980年、23歳でロータリーに入会。 理事と管理委員を歴任し、ブラジルで4番目のRI会長として就任。 RIラーニングファシリテーター、Avoidable Blindness(回避可能な失明)タスクフォースのゾーンコーディネーター、健康問題のタスクフォース中南米コーディネーター、RI会長代理、規定審議会代表議員など数多くの役割を歴任。 また、RI会員増強委員会、ロータリー財団プログラム財務委員会、国際ポリオプラス委員会にも貢献。
ロータリーの世界的な活動に感銘を受けており、 「超我の奉仕によって、ロータリーは、私が知る限り、他に類を見ない独自の世界的アイデンティティを築き上げた。 私たちは皆、世界を広げてくれる団体に所属していることを忘れてはならない」と話す。
2020年のコロナ禍の初期に、二つの目標に着手(一つはロースクール卒業38年後の司法試験合格のための勉強、もう一つはイタリア語の勉強)。 歴史や伝記の本を読むことと、おいしいワインを味わうことも趣味とする。ロータリー財団特別功労賞受賞者。
ロータリー財団特別功労賞を受賞。 デニース夫人と共に、メジャードナー、ロータリー財団ベネファクター。

マリオ・セザール・マルティンス・デ・カマルゴ会長
2025-26年度国際ロータリー
マリオ・セザール・マルティンス・デ・カマルゴ会長

【国際ロータリー第2660地区ビジョン】

私たちロータリアンとローターアクターは;

♦持続可能な良い変化を生むために、多様性を重んじ、あらゆる側面で公平さを促進し、異なる考えや価値観をもつ人々による貢献を大切にし、DEI「多様性・公平さ・インクルージョン」を実現します。
♦RIメッセージを理解し、地域の特性にあった活動を通じて、それぞれが「魅力ある・元気ある・個性ある」クラブになる事を目指します。
♦ロータリーの原点である親睦と奉仕を根幹とし、世界および地域社会で良い変化を生み出します。
♦世界の未来を担う青少年の活動を支援し、若きリーダーの育成に努めます。

※2019年規定審議会は国際ロータリーの組織規定を改正し、ローターアクトクラブが国際ロータリーの加盟クラブになりました。

地区中期3ヶ年目標 (2025-26~2027-28)

  • より大きなインパクトをもたらす
    • (1)ポリオ根絶のために啓発活動とファンドレイジングを推進します。
    • (2)持続可能でインパクトをもたらす奉仕を強化します。
  • 参加者の基盤を広げる
    • (1)メディア、ソーシャルメディアや地域社会で、クラブと地区のインパクトを紹介し、公共イメージ向上を推進します。
    • (2)クラブと会員の多様化を推進します。
  • 参加者の積極的なかかわりを促す
    • (1)全クラブが将来のビジョンや中期計画を策定するよう推奨します。
    • (2)新しいプログラムや行事、学びと交流の機会を創出します。
    • (3)クラブが毎年クラブ優秀賞の受賞を目指すことを推奨します。
  • 適応力を高める
    • (1)ロータリアンやローターアクターが、地域で、国際社会で活躍するためのより多くの道をつくっていきます。
    • (2)新たなテクノロジーや社会の変化に迅速かつ柔軟に対応していきます。
    • 2025-26年度 地区年次目標

      こうした目標に関連する形で、RI2660地区の年次目標として、以下のことが掲げられています。

    • より大きなインパクトをもたらす
      • (1)温故創新のコンセプトのもと、伝統と歴史から学びつつも、今の時代に相応しい活動様式を積極的に取り入れる。
      • (2)デジタル活用によりバーチャルとリアル融合の斬新なスタイルにもチャレンジする。
      • (3)すべてのクラブによる、自発的かつ積極的な財団補助金活動を推進する。
      • (4)財団寄付目標(年次基金寄付$150、ポリオプラス基金寄付$50、恒久基金寄付$30)を達成し、衛星クラブ等からの寄付も増進する。
      • (5)ローターアクトクラブはクラブまたは個人からの財団寄付合計$100を達成する。
      • (6)各クラブが、それぞれの個性や強みを生かし、また他のクラブや団体とのパートナーシップ活用も含めたインパクトある奉仕活動を行うことを推奨する。
    • 参加者の基盤を広げる
      • (1)衛星クラブを含めた新クラブ設立を推奨する。
      • (2)合同例会方式によるガバナー公式訪問を実施し、異なるクラブおよびクラブ会員同士の新たな繋がりの機会を設ける。
      • (3)新設する地区交流活性化委員会のアシストによって、地区内における新たな交流やフェローシップの機会を創出し、クラブの活性化を図る。
    • 参加者の積極的なかかわりを促す
      • (1)すべてのクラブが、クラブビジョンや3 year rolling goalsの策定に取り組むことを通じて、クラブの未来について話し合うことを推奨する。
      • (2)米山記念奨学会を支援する(ロータリアンは寄付目標30,000円)。
      • (3)全クラブのクラブ優秀賞受賞を目指す。
    • 適応力を高める
      • (1)温故創新のコンセプトのもと、伝統と歴史から学びつつも、今の時代に相応しい活動様式を積極的に取り入れる。
      • (2)デジタル活用によりバーチャルとリアル融合の斬新なスタイルにもチャレンジする。
      • (3)すべてのクラブ会員がMy Rotaryに登録し、活用できるよう推進する。